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「はじめての歎異抄講座」開催へ

2011.09.30
はじめての歎異抄講座

はじめての歎異抄講座

数ある仏教書のなかで一際異彩を放つのが『歎異抄』ではないでしょうか。

親鸞聖人のお言葉を弟子の唯円がまとめたといわれ、親鸞聖人の没後に広がった異解を嘆く意味から『歎異抄』となづけられました。
西田幾太郎師や金子大栄師の著作でも知られ、世界各国の言語に翻訳された、わが国を代表する思想書と言えるでしょう。
岩波文庫から出ている『歎異抄』をわたしも中学生の頃、手にとって読んだことがありますが、難解で最後まで読むことができなかった苦い記憶があります。
それから人生の折にふれ、何度か読み返す機会がありました。
中学生の頃にくらべればある程度は読んで味わうことができるようになったのでしょうが、それでも先哲が絶賛された思想の一端を少しかじったに過ぎず、まだまだ読み込みが足りない、誠に力不足を痛感します。
時代は加速度的に忙しさを感じるようになってきましたが、忙しい忙しいとばかり言っていては本をじっくり味わうことができません。
人生を実り大きなものとするためにも、腰を落ち着けて『歎異抄』を皆さんと一緒に味わう、そんな講座を開催したいと思ってきましたが、これまで開催することができませんでした。
しかし、今回の講師である西光義秀師(築地本願寺)にそういった経緯やわたしの思いを相談したところ、講師を快く引き受けてくださり、わたしが夢だった「歎異抄講座」が形にようやく形になります。
毎月第三金曜日の夜、毎月開催するよう頑張ってまいります。第一回は10月21日(金)19時から、第二回のみ第4金曜日になり11月25日(金)19時から、第三回は12月16日(金)19時から、第四回は1月20日(金)19時から、第五回は2月17日(金)19時から、第六回は3月16日(金)19時からで、来年4月からもしばらくの間は毎月第三金曜日の夜に開催予定です。
講座の名称は、どなたでもお越しいただき、皆さんがだれとでも気楽に歎異抄談義に花を咲かせてもらいたいとの思いから、「はじめての歎異抄講座」とすることにしました。
会場はフレサよしみ(吉見町民会館)ですので、駐車場も広いです。会場ホームページはコチラです。
東松山駅や鴻巣駅からの送迎をご希望の方は、お寺までお電話ください。吉見布教所淨泉寺電話0493-54-8803です。
はじめての歎異抄講座チラシ
↑↑↑コチラに開催チラシのPDFデータを置いておきます。プリントアウトしてお使いください。
お誘いあわせてお越しください。

浄泉寺 ― 浄土真宗本願寺派(西本願寺)  〒355-0156  埼玉県比企郡吉見町長谷1678-6  TEL 0493-54-8803 FAX 0493-81-7555