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8月11日盂蘭盆法要をお勤めしました

8月11日（日）14時より、淨泉寺本堂において盂蘭盆法要をお勤めいたしました。参拝された方は一名でした。法要に引続き、蓮如上人がお書きになられた御文章（ごぶんしょう）を拝読し、その御文章のおこころから盂蘭盆という法要をいただく法話をお取次ぎいたしましたが、ご参拝の方から「心温まる法話に出遇えない」という悩みも伺い、僧侶の側の「聞かせる」努力もまだまだ足りないと感じました。

浄土真宗では法話を聞くということをとても大切に申します。しかし通夜、葬儀、法事といった葬送文化の簡素化が進み、何代にもわたって法話を聞く家々も減り、おいそれとお寺に足を運べない空気のようなものもでき、わたしのいのちの拠りどころは闇のまま、「墓に入る」だけの人生となってしまっていませんか？こころの拠りどころ、わたしなりに答えを見つけて死んでいきたいものです。